外壁塗装の工事にかかる日数はどのくらい?
埼玉で外壁塗装・屋根塗装を検討している人の中には、工事期間はどれくらいになるのか、必要な日数が気になっている人も多いかもしれません。工事期間中には洗濯物を外に干すことができなくなったりと制限がかかることもあるので、事前に必要な知識を押さえておきたいところです。
一般的には2週間ほどかかる
埼玉で外壁塗装をおこなうことになった場合には、具体的な目安としては30坪前後の2階建ての戸建て住宅の場合に10日ほどの日数がかかります。これに加えて屋根塗装も同時におこなうのであれば、少し日数が伸びて10~14日間ほどが目安と言えるでしょう。
これがマンションの外壁塗装・屋根塗装になると話が変わります。世帯数により工期も変わり、もしも世帯数が50戸未満の場合には2~3カ月ほど、もしも50戸以上の大規模なマンションの場合には、3カ月から半年ほどが工期となります。アパートの場合には、戸建て住宅とそれほど変わりはありません。50坪から60坪程度であれば、2~3週間程度を考えておきましょう。
作業内容ごとの日数を押さえておこう
外壁塗装・屋根塗装にかかるおおよその日数がわかりましたが、作業工程ごとにかかる日数も頭に入れておきたいところです。1日目はあいさつと塗装準備となります。外壁塗装・屋根塗装工事をおこなう場合には、塗料が飛散してしまったりにおいが漂ったり、騒音の問題が出てくることでしょう。
これらが原因となり近隣に住んでいる人たちに迷惑がかかりトラブルに発展する可能性もあります。このようなことを防ぐためにも、事前にあいさつ回りをおこないます。必要に応じて粗品を渡すことも大切です。あいさつが終わったらいよいよ工事がスタートとなりますが、初めは作業をスムーズに進めるために足場を組むことになります。また、塗装作業中にまわりに薬剤などが飛散しないように、足場には養生シートを張ることにもなるでしょう。
次に高圧洗浄を半日から1日かけておこないます。洗浄後はどんなに短くても24時間の乾燥させるための時間が必要となります。下地の状態や気候の条件によっては、48時間ほど要する必要も出てきます。
その後塗装をおこなう前の下処理の工程に入ります。ひび割れや欠損がある場合には、適切な補修がおこなわれることになるでしょう。場合によっては作業に2日以上かかるケースも見られます。
その後外壁の下塗りに1日、終了後に中塗りをおこないます。しっかりと乾燥させた後に、上塗りをおこないます。中には1日で中塗りと上塗りをおこなう業者も見られますが、これは時間を短縮させるためにおこなっているので注意が必要です。完全に乾いていない上に重ね塗りをした場合、本来の性能が発揮できなくなってしまいます。
塗装の作業が終了したら塗り残しや塗りむらなどがないか点検をおこない、手直しの工事が終了したら工事が終わります。最後に足場やシートを解体し、作業が終了となります。
場合によっては日数が伸びる可能性もある
このように一般的な工期の目安は10~14日ほどであることがわかりましたが、実際には工程が変動するケースもあるでしょう。その一つが経年劣化が激しく補修に時間がかかるケースです。この場合、下地の補修や下塗りなどに時間や手間を要することになるため、工期が長引くことになります。
雨や台風などで塗料が乾かない場合にも、時間がかかる可能性が高いです。塗装工事をおこなう上で塗装を乾燥させることが非常に重要であるため、雨で濡れてしまった場合には、再び乾燥させるまで次の工程に進むことはできません。風が強い日も塗装にほこりが付いてしまうので、作業をすることは難しくなります。悪天候で工期が延びることはよくあることです。
外壁塗装・屋根塗装の日数の目安は30坪前後の2階建ての戸建て住宅で、約2週間ほどであることがわかりました。塗装工事はどの工程も大切であり省略することはできません。天候の影響を大きく受けるので、場合によっては日数が伸びることも頭に入れておきましょう。できるだけ早く終わる業者を選びたいと思う人もいるかもしれませんが、きちんとした工事をおこなうためには適切な工期を欠かすことはできません。あまりにも早く終わる業者は手抜きをする可能性もあるため、業者の選び方にも十分に注意しましょう。