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外壁塗装で聞く付帯部って何?それぞれの費用相場もご紹介

公開日:2020/08/15  最終更新日:2023/01/13

住宅の外壁塗装といえば、まず屋根や壁面の塗装をイメージする人が少なくありません。しかし、屋根や壁面以外の部分を塗布するケースもあります。塗装について調べてみると、付帯部というワードが出てきますが一体どこの部分を指すのでしょうか。ここでは、付帯部について説明し、それぞれの費用相場についても取り上げます。

外壁塗装でいう「付帯部」とは特定の部分ではない

外壁塗装における付帯部というのは、どこか特定の場所を指しているわけではありません。大まかにいうと、屋根や壁面以外の部位のことを指しています。具体的には軒天(のきてん)や破風板(はふいた)をはじめとして、鼻隠しや雨樋、換気フードなどが挙げられます。

軒天とは、軒下から上部を覗いたときにある天井部分のことです。外部からは見えづらい場所なので目立ちにくいですが、劣化を防止するために塗装をおこなうことがあります。また、雨水や湿気が溜まりやすい場所であることからカビが生えやすく、傷みやすいため外壁塗装する際には一緒に塗布することが望ましいといえます。破風板や鼻隠しとは、屋根の縁の下あたりの部分です。

その中でも雨樋がついている部分を鼻隠しといいます。破風板も鼻隠しも屋根を守る重要な部分ですが、同時に傷みやすい箇所でもあります。風雨にさらされたり紫外線を直接浴びたりするため、どうしても劣化が発生しやすくなります。

しかし住宅全体の劣化を防ぐためにも、しっかり塗装を施しておきたい箇所です。一口に付帯部といってもいろいろな部位がありますが、特に古い住宅ほどその箇所は多いといわれています。また、エアコンのホースやガスメーターの配管や庇なども付帯部として扱われることがあります。

外壁塗装と付帯部はなぜ一緒に塗装が必要?

付帯部の塗装を忘れたからといって、すぐに住宅が駄目になるというわけではありません。ならどうして塗装することが望ましいのでしょうか。

その理由は、軒天や破風板などの素材が木製や鉄製や塩化ビニール製などからできていることにあります。これらの素材が長い間、紫外線や熱や風雨などにさらされていると、徐々に変質して劣化を招くのです。耐久性や耐食性を考慮すると、劣化した部分は取り換えたほうがよいと考えがちですが、ひとつひとつの付帯部を取り換えていくのは高額な費用を必要とします。

それよりも塗装を施すことで素材を保護して、劣化を防いだほうが経済的な負担が少なくてすむのです。さらに、屋根や壁面だけを塗装してしまうと、軒天や破風板などの傷みや汚れだけが目立ってしまいます。建物の美観を維持するためにも、一緒に塗布することが望ましいのです。

付帯部を塗装するにはどれ位の費用が必要なのか

住宅を守るために付帯部の塗装が必要であることは理解できても、果たしてその費用はどれ位必要なのかが気になるでしょう。部位によって単価は異なりますが、代表的な部位の費用相場をいくつかご紹介します。たとえば軒天の場合、1平方メートルあたり1200~1500円程度が相場といわれています。

破風板や鼻隠しでは1メートルあたりの単価が約650~800円、雨樋では1メートルあたり約550~3500円です。この他にも雨戸は1枚あたり約2000~3000円、換気フードは1個あたり約500円です。部位の大きさによって1平方メートルあたり、1メートルあたりと単位が異なることに注意しなければなりません。

 

外壁塗装において、付帯部の塗装は屋根や壁面と同じくらい重要です。屋根や壁面は見た目で汚れや劣化がわかりやすい部分ですが、それ以外の部分は目立たないため、状態がわかりにくくなってしまいます。長い期間安心して住むためにも、屋根や壁面以外の部分もしっかりチェックして、定期的に塗装することが望ましいといえます。外壁塗装する際には、業者に見積もりを出してもらうことになりますが、見積書をチェックするときに部位名を見て、どこの部分を塗布するのかわかるようにしておくとスムーズです。

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