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外壁のひび割れの原因とは?種類や対策を解説

公開日:2024/04/15  最終更新日:2023/11/27

外壁塗装

外壁のひび割れは建物の健康を脅かす問題です。風雨や紫外線などの自然の影響からくる劣化や、地震といった外部要因によって引き起こされます。この記事では、外壁ひび割れの原因や種類、そして早急な対処が必要なひび割れについて詳しく解説します。建物の長寿命を守り、ひび割れにどのように対処すべきか見ていきましょう。

外壁ひび割れの原因とは?

外壁にひび割れが入る原因は、外部からの自然の影響や建物自体の構造的な問題が挙げられます。以下に、主な外壁ひび割れの原因を紹介します。

気温変化による影響

日中と夜間の気温差が激しい場所では、外壁材が急激な収縮と膨張を繰り返すことがあります。これによって外壁に負担がかかり、ひび割れが発生する可能性があります。とくに冷暖房を多用する季節に注意が必要です。

建物の基礎沈下や不均一な沈下

建物の基礎が不十分であったり、地盤の不均一な沈下が起きると、建物全体が歪みます。この歪みが外壁にも影響を与え、ひび割れが生じることがあります。地盤改良や基礎の補強が必要な場合があります。

植物の影響

周囲に植物が密集している場合、根の成長によって外壁に圧力がかかり、ひび割れが発生することがあります。植物の配置や根の伸び具合によっては、定期的な調整や対策が必要です。

浸透した水による影響

外壁に浸透した水が凍結・融解を繰り返すことで、外壁材料が劣化しやすくなります。冷暖房機器や排水設備の不具合による水漏れなど、水の影響には十分な注意が必要です。外壁ひび割れの原因は複合的であり、定期的なメンテナンスや建物全体の検査が重要です。

建物の特定の問題に対処すると同時に、予防策も検討しましょう。

外壁ひび割れの種類と対策

外壁ひび割れは、種類によって異なる原因や対策が必要です。以下に、外壁ひび割れの主な種類と対策を紹介します。

開口クラック

窓枠や扉などの開口部に発生し、斜めに亀裂が入る開口クラックは早急に処置が必要です。対策としては、補修作業が必要であり、専門業者による点検と補修が望まれます。

構造クラック

構造クラックとは、幅0.3mm以上、深さ5mm以上に及ぶ比較的深いひび割れです。構造クラックは通常、物体の内部に生じるひび割れであり、その起源は構造の変形や外部からの圧力など多岐にわたります。

この現象は素材の疲労や長期間にわたる負荷によって引き起こされることがあり、定期的な検査や保守が重要です。

ヘアークラック

ヘアークラックは幅0.3mm以下、深さ4mm以下の範囲に発生する、髪の毛程度の細かいひび割れです。このような微細なひび割れは、一般的に素材の表面に見られ、視覚的には目立ちにくいことがあります。

ヘアークラックが発生する主な要因は、温度変化や湿度の変動、または素材の伸縮などが挙げられます。

早急な対処が必要なひび割れとは

外壁のひび割れのなかには、早急に対処しなければならないものが存在します。その理由と対処法について詳しく見ていきましょう。

構造クラック

コンクリートのひび割れは全てが危険なわけではありません。構造体に支障をきたすものもあれば、放置しても問題ない程度のものも存在します。ひび割れの幅が0.3mm以上か、ひび割れの深さが4mm以上かを確認することが重要です。

ひび割れの幅が0.3mm以上の場合、構造体に影響を与える可能性があり、進行すると雨水の浸入を引き起こし、内部の腐食を招く可能性があります。ひび割れの深さが4mm以上の場合は、構造クラックや貫通クラックと呼ばれ、耐久性に影響を与える可能性が高まります。

ひび割れが建物の基礎や柱などの構造体にまで進行すると、鉄筋にまで達する可能性があり、水分の浸入によってコンクリートの劣化が進みます。ひび割れ深さの測定は幅の測定よりも難しく、特殊な機械やピアノ線、針金を使用して行います。

1m範囲内に3箇所以上ひび割れが発生している場合は注意が必要で、不同沈下などの要因が考えられます。放置すると鉄筋の錆びや内部からの破壊が進行し、コンクリート内部に水分が浸入します。

劣化が進むとコンクリートの耐久性が急速に低下し、とくに寒冷地では水分の凍結融解がひび割れを悪化させ、内部の鉄筋に錆びを引き起こします。この段階まで劣化が進むと、コンクリートの耐久性が著しく低下します。危険なひび割れは早急に補修することが不可欠です。

早急な対処が必要なひび割れには、安全性や経済的な負担、居住環境への影響が絡んでいます。専門家の意見を仰ぎつつ、問題を早期に解決しましょう。

まとめ

外壁ひび割れは建物にさまざまなリスクをもたらす可能性があります。風雨や紫外線、地震などの影響で生じるひび割れには早期の対処が必要です。適切な補修方法を選び、定期的な点検を行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持できます。とくに放置すると内部に水が侵入する恐れがある構造クラックは、早急に対処しましょう。

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