外壁塗装の費用は安くできる?塗装費を少しでも安くするには?
外壁塗装をするには大きな費用がかかるので、なるべく安く抑えたいものです。助成金制度もあるので、上手に活用すれば実はお得に依頼できます。今回は、外壁塗装の費用を安くする方法について解説します。また、業者選びで注意したいポイントについても説明します。外壁塗装を検討している人は参考にしてください。
複数の業者に見積もりを依頼しよう
どの業者に頼むかで費用は変わるので、もっとも重要なのは業者選びです。失敗しないためには見積もりをとりましょう。
■相見積もりのメリット
1社だけではなく、いくつかの業者に見積もりを依頼してください。1社の見積もりだけでは金額が妥当かどうか比較しづらいからです。2社以上の見積もりを見比べることで、費用の相場を掴みやすくなります。また、他社と迷っていることを営業スタッフに伝えると、見積もり金額を少し下げてもらえる可能性もあります。また、使用する塗料のグレードによっても金額が変わります。同じグレードの塗料を使った場合の見積もりを作ってもらえば比べやすくなるのです。
■見積もり内容も確認
各社の見積もり内容をよく見てみましょう。見積もり書にあいまいな表現がないか、不要な工事が含まれていないかも確認してください。高級な塗料は使わない、必要な部分だけ塗装してもらうなどに気をつければ、コストを抑えられます。不明な点があればしっかり質問してください。
火災保険や助成金を活用しよう
火災保険や助成金を活用して、負担が少なくなる場合もあります。どのような場合に火災保険や助成金を活用できるのか紹介しましょう。
■火災保険
台風や強風などの被害を受けたことで外壁塗装が必要になった場合、火災保険の保険金が受け取れます。ただし、経年劣化による場合は対象外です。また、保険会社によって補償内容は異なります。外壁塗装をする前に、加入している保険会社に問い合わせてください。
■助成金
自治体によっては、家のリフォーム費用の一部を助成する制度があります。外壁塗装が対象になることもあるので、住んでいる市町村に制度があるか確認してください。
地元の業者に依頼すると安い可能性が高い
地元の外壁塗装業者に依頼するのもおすすめです。良心的な価格で引き受けてもらえる可能性が高いからです。大手のハウスメーカーやリフォーム会社の場合、費用は割高になる場合があります。自社で施工をせず、ほかの業者に外注するため手数料がかかるためです。しかし、地元の業者なら自社の職人が施工を手がけています。余計な中間マージンがかからないので、安くなる可能性が高いのです。地元で評判のよい業者がないか探してください。
安かろう悪かろうの業者には要注意!
できるだけコストは安くしたいものですが、見積もり金額があまりにも安すぎる業者には気をつけてください。注意してほしい業者の特徴を紹介します。
■激安価格には注意
外壁塗装の価格は、過度に安くはなりません。大幅に値引きするなど、安さばかりアピールする業者は気をつけてください。コストを抑えるために、本来は必要な工程をカットされる恐れもあります。複数の業者で相見積もりをとり、相場より安すぎる場合は安さの理由を聞いてみましょう。
■追加料金の可能性も
追加工事が発生し、見積もり書にはなかった追加料金がかかる可能性もあります。追加工事や追加料金が発生する可能性はあるのか、いくらくらいの金額になるのか、必ず事前に確認してください。見積もり内容があいまいでなく、具体的に記載されているかも確認しておきましょう。
外壁塗装を少しでも安くする方法について紹介しました。なるべくコストは抑えたいものですが、金額の安さだけで業者を決めるのは危険です。複数の見積もりをとって、金額や作業の中身まで慎重に検討してください。適正価格で質の高い外壁塗装をしてくれる業者に依頼しましょう。
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引用元:https://www.coop.ne.jp/