外壁塗装はDIYで行える?メリット・デメリットや注意点について解説
憧れのマイホームのメンテナンスのひとつとして、外壁塗装を行う方法があります。定期的に外壁塗装を施すことで、マイホームの見た目がリフレッシュします。では、外壁塗装は業者にお願いせずに、DIYで行うことはできるのでしょうか。ここでは、外壁塗装をDIYで行う際のメリット・デメリットや注意点をお伝えいたします。
外壁塗装はDIYで行える?
外壁の塗装自体は、ホームセンターなどで必要な道具をそろえることができるため、外壁塗装はDIYで行うことも可能です。しかし、塗装の際に必要となる足場については、必ず業者にお願いする必要があるため、業者のような仕上がりをDIYでできるかというと、難しいです。
外壁塗装をDIYで行うメリット・デメリット
それでは外壁塗装をDIYで行うメリットとはなんでしょうか。
DIYで行うメリット
最大のメリットは、費用を抑えることができるということと、自分の思ったように塗装をすることができるという点です。業者にお願いすると100~150万円ほどが相場となりますが、DIYで行うと20~50万円ほどに抑えることができます。また、デザインなどにおいても、業者に左右されることなく、イメージ通りの塗装ができるのも大きなメリットといえます。
DIYで行うデメリット
外壁塗装をDIYで行うデメリットとしては、時間がかかる、トラブル時の対応が大変、品質が劣るという点といえます。たとえば、業者にお願いすると2週間程度で終わる工事であっても、DIYで塗装すると作業人数や熟練度、作業時間の関係で3ヵ月以上かかるということもあります。好きな時期に作業ができるというメリットの反面、かなりの時間を要するということは覚悟しなければいけません。
また、作業時にトラブルが発生すると対処するのに面倒です。再塗装を結局業者に依頼し余計な費用が発生したり、ご近所さんに塗料が飛んでしまったりすると賠償責任が発生してしまいます。もちろん、細心の注意を払い、このようなトラブルが起こらないようにすることが必要ですが、万が一起こってしまったときの対応が大変であるということも覚悟しておかなければいけません。
最後に、専門の業者の作業に比べると、品質面で劣ることが多い点もデメリットのひとつです。一見簡単そうに見えても、かなり繊細な作業だったりすることで耐久性に差が出ることもあります。こうしたメリットやデメリットを理解したうえで、DIYでやるかどうかを判断することが重要です。
外壁塗装をDIYで行う際の注意点
ここからは、外壁塗装をDIYで行う場合の注意点についてもお伝えします。まず、外壁塗装の作業に入る前に、洗浄と傷んでいる場所の補修を徹底的に行うことです。これにより耐久性や対候性に大きな影響を与えてしまいます。また、作業中には塗料の飛散に注意しながら、適切な方法で塗料を廃棄するということも重要です。こうした点には十分注意を払いながら作業を行うようにしましょう。
意外と難しい外壁塗装は専門業者に依頼するのがおすすめ
このように外壁塗装は一件簡単なように見えて、繊細で注意を払いながら作業を行う必要があり、素人がDIYで行うにはハードルが高い作業が多いともいえます。確かにDIYで行うことで費用を抑えることができますが、そのためだけに多くの道具をそろえたりする必要があるうえ、もし失敗した場合に結局業者に依頼することになると、余計な費用がかかってしまいます。これらを考えると、専門業者にお願いするという方法が賢明です。
まとめ
外壁塗装をDIYで行うメリットやデメリット、そして作業の注意点についてお伝えしてきましたが、参考になりましたか?外壁塗装をDIYで行うことには、費用面をはじめとしてメリットがありますが、デメリットも多くあります。これらのポイントをしっかりと理解したうえで、DIYで外壁塗装を行うかどうかの判断をしましょう。
とくに、足場の設置が必要になってくると、費用面に関してのメリットも享受しにくくなってしまい、塗装範囲が広くなるぶん、専門業者に依頼した場合に比べて、DIYでの外壁塗装の作業には非常に多くの時間を要することになるため、一層の注意が必要となります。
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引用元:https://www.coop.ne.jp/