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素人にはわからない!塗布量と費用の関係について

公開日:2023/03/15


外壁塗装や屋根塗装は外観を美しくみせるだけでなく、建物を保護して快適な住まいを維持する役割があります。ただし、コストに関しては決して安いものではありません。そのため、事前に見積りをとる場合に、何か問題ないかを確認するのに必要な項目として塗布量があります。今回は塗布量に関して焦点をあて、詳しく説明します。

塗布量とは

塗布量とは、塗料の性能を正しく発揮するために、どのくらいの量で塗装する必要があるのかを示す数値のことで、1平米あたりに塗る塗料の基準を各塗料メーカが表示しています。少し塗料がついているだけの薄い状態での塗装には問題があることは分かりますが、逆に必要以上に厚く塗ればいいという訳でもありません。

適量を守ったうえで塗料を塗らなければ、本来の性能が発揮できないので、塗布量を守ることがとても重要です。市販の塗料とは異なり、一斗缶で販売されていることがほとんどですが、塗料の種類によって実際塗装で使用する量が変わってきますので注意が必要です。

塗料を多く塗ればよいというわけではない

塗料は外壁を少しでも塗れていれば問題ないわけではありません。さらには多く塗ればいいというわけでもありません。塗料が持つ本来の性能を発揮させるためには、塗布量を守る必要があります。メーカーが記載している塗布量とは異なる量で塗ってしまうことで、色褪せやヒビ割れ、はがれなどがおこり、元々記載されている耐久年数よりも早めに塗装しなければならなくなってしまう場合があります。

適量を守らないことによって引きおこる外壁のダメージを考えると、業者にはぜひ適量を守ってもらうようにしましょう。塗布量に関しては各メーカーや塗料の種類によって異なるので、塗料に応じて確認しておきましょう。塗布量には1平米あたりの塗布量と塗布回数が記載されていますが、わずかな差に見えても15kgの塗料が入った一斗缶に換算すると大きな差になります。コストが大きく変わってくるため、塗布量とコストと性能のバランスが重要となるでしょう。

塗布量はどうやって計算すればいいの?

それでは、塗布量は一体どうやって算出していけばいいのでしょうか。塗布量を考える前に必要なこととして、塗装をする外壁の面積を求めておくことがあります。

外壁の計算式としては「建て坪×3.3×係数=外壁の面積」です。1坪あたり3.3平米で、係数は1.2から1.7くらいの範囲といわれているため、上記計算が成り立ちます。係数に幅があるのは住宅によって外壁が異なるからです。たとえば、表面がシンプルなものもあれば塗料は少なくすみますが、凹凸があればその分だけ表面積が大きいため塗料が余分に必要となります。ただし、計算としては窓などの塗装部分も考慮に入れてあり、実際の計算では1.2を使用することが多いです。

たとえば2階建てで延べ床面積が30坪の住宅の場合、外壁の面積は「30×3.3×1.2」で118.8平米となります。これで、外壁の面積が出てきたので、次は実際に塗る塗布量の計算です。外壁塗装は一般的に2~3回の塗装が必要といわれており、種類によって塗る回数も決められています。たとえば、ある塗料は1平米あたりの塗布量が0.11で塗装回数が2回の場合「0.11×118.8×2」で26.14kgの塗料が必要となることが分かり、15kgの一斗缶のおおよそ必要な量としては2缶となります。

ただし、ロスの部分や予備に関しては含めていないため、あくまでも目安となりますが、たとえば見積りで5缶必要と記載されている場合は、あきらかに必要な量を超えていることが分かるため、見積りに対して適正な量ではないことを業者伝えることができるのです。

まとめ

建物の外観の印象をよくし、劣化を防ぐためにも外壁塗装は重要な役割を果たします。しかし、内訳をみても適正な価格なのかどうか分からないことも多いでしょう。そこで、今回はコストを左右する重要な塗布量について紹介しました。塗布量は多くても少なくても本来の性能に影響を与えるため、必ず適量を守らなければいけません。外壁塗装工事を検討し見積り依頼をする場合は、ぜひ今回紹介した塗布量の計算式を参考に正しい見積りかどうか確認してみましょう。

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