外壁塗装の色選びに風水の考えを取り入れる際の注意点とは?
憧れのマイホームのメンテナンスの一つとして外壁塗装があげられます。マイホームの雰囲気に大きな影響を与える外壁ですが、この色選びを風水という観点から見ることで、「運気をよくする」という視点から外壁の色を検討することができます。ここでは、外壁塗装の色選びに風水を取り入れる際の注意点についてご紹介します。
外壁塗装の色選びに風水の考えを取り入れるメリット
マイホームの外壁を塗り替える際の色選びは、自分の好みを反映できるので楽しい一方で、悩みの多いものです。その際、色選びの基準の一つとして風水の考えを取り入れることも一つの手です。
風水は、衣・食・住・行動の「気(エネルギー)」を使って開運する古代中国発祥の考えで、環境学とも呼ばれています。これらの考えを取り入れて、家全体の運気をアップできるのが、外壁塗装の色選びに風水を取り入れるメリットであるといえます。
風水でおすすめの外壁の色
風水では、色ごとで運気が変わるといわれており、どの色を選ぶのかが重要になります。色によって期待できる風水効果が異なるので、どんな暮らしにしたいのかをよく考えましょう。風水という観点でおすすめの外壁の色としては、「ベージュ」「グレー」などがあげられます。
風水の視点からすると、「ベージュ」は、他の色とのバランスをとりやすい特徴があると同時に、方角も選ばずに使うことができます。また、ベージュの色味にもよりますが、白っぽいベージュでは、仕事運と家庭運の上昇が期待できるといわれており、茶色っぽいベージュでは健康運や家庭運が上昇しやすいといわれています。
また、「グレー」は、堅実を表す色で、風水的には人の心を落ち着かせる効果があるといわれています。さらに他の色とも一緒に使いやすい色なので、色を組み合わせて風水の相乗効果を狙いやすい色ともいえます。
外壁塗装の色選びに風水の考えを取り入れる際の注意点
一方で、外壁塗装の色選びに風水の考えを取り入れる際に注意すべき点もあります。それは、風水的には良い意味をもつ色であったとしても外壁にはあまり使われない色というものがあり、その色を使う場合には慎重に判断する必要があります。
まず、赤や青、黄色などの原色系の色は、周囲の景観に合わないことが多く、ご近所の家との調和が図りにくいということがいえます。また、原色の外壁は色褪せが目立つというデメリットもあり外壁塗装ではあまり使われません。また、黒色も格式高い印象や高級感を出すのに最適な色ですが、外壁塗装ではあまり使われません。
なぜなら、黒色は熱を吸収しやすいという特徴があるため、夏場の日当たりのいい箇所では室内でも冷房が効きにくく、特殊な断熱材や断熱塗料を使用する必要があるため費用もかさんでしまいます。他、地域の景観ガイドラインに沿った色しか使えないということも注意すべき点です。
このように街の景観・調和を守るために市町村で独自に定められているルールがある場合があるので事前に自分の住む地域に景観ガイドラインがあるのかどうか、ある場合にはその内容を確認しておきましょう。
まとめ
さて、ここまで外壁塗装の色選びに風水の考えを取り入れるメリットや注意点についてご紹介していきました。マイホームの大きなメンテナンスの一つである外壁塗装でどんな色にするのかは、一度塗装すると10年以上そのままということもあり非常に悩まれる方が多いと思います。風水の考えを取り入れることで、色選びの大きな方向性を決めることができるというのはメリットの一つですし、それによって運気を呼び込むことができればなおよしといえるでしょう。
もちろん外壁塗装の色選びにおいては、複数の方法で色の見え方を確認したり、経験豊富な業者に依頼したり、色選びについても相談するといったことも欠かすことができません。これらの基本的なポイントを押さえたうえで、風水の考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。