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外壁塗装の断熱効果はどのくらい?

公開日:2020/06/15  最終更新日:2023/01/13

埼玉県は関東の内陸部に位置する盆地のため、特に夏場は平均気温が30度以上の猛暑日になりやすいです。そのためエアコンを利用する家庭も多く、電気代を気にされる方もいることでしょう。エアコンの電気代を抑える方法の一つに断熱塗料を使った外壁塗装・屋根塗装があります。

断熱塗料の効果は光の反射で室内に入るのを防ぐ

室内の温度が高くなる理由は、光の中に含まれている熱が大きく関係しています。太陽自体が3,000度以上の温度を持つ物質なのですが、光には熱を吸収する性質を持ちます。光を吸収する性質があることで、その太陽が発光する際に大量の熱を包み込んで地球に降り注ぎます。光には物質を透過する性質を持つので、光が壁に当たると透過して熱を生み出すのです。

さらに光の熱だけでなく、この熱は空気と空気の中にある水分も温めてしまうので夏場は30度以上になる理由になります。熱によって温められた空気と水分を防ぐすべはないのですが、この光の熱は防ぐことができます。その防ぐ方法というのが、断熱塗料の中に入っているセラミックビーズという材質です。セラミックビーズは円形をしているだけでなく、お互いが吸着しあう性質を持っています。

その吸着しあう性質をうまく理由をして壁を作ることで、透明な断熱材を作るのです。光は一直線の光で集中的に当たることで熱を発するので、この集中的に当たるという部分をなくしてしまえば温度が上がらなくなることを意味します。セラミックビーズで光を乱反射させることで、熱が生まれなくなり断熱につながるのです。

最低でも10度ぐらいは温度を下げることができる

実際にどれほど温度が下がるのか気になるところですが、先に言ったとおりに室内の温度というのは透過した光の熱とその副産物である空気と水分の熱の合計値です。光の熱によって温められた空気と水分までは防ぐことができないですが、温度の比率の大半を占めているのが光の熱です。

その光の熱を遮断することで室温を下げられます。研究によると気温が35度の場合において室温も比例してこの温度になりますが、断熱塗料によって室内に光の熱が入らないと25度から30度にまで低下させることができます。

ただし何度も言うように、空気の熱と水分の熱は防ぎようがないので不快な暑さを感じたときには無理をせずにエアコンを使うことが重要です。その際に断熱塗料を塗っておけば室内の温度はある程度抑えられるので、熱を冷ます際に用いる電気量も少なくて済むので節電につながります。

塗料には寿命があるので注意

気温35度の猛暑日であっても10度近く温度を減らすことができるだけでなく、エアコンを使う場合でも設定温度を標準にすることができるのでメリットが大きいです。ただ外壁塗装を実行するうえで、忘れてはいけないことは塗料には寿命が存在することです。

埃や雨風から守る塗料は、常に紫外線や雨風の影響を受けるのでもろくなります。寿命によってもろくなると、せっかくの断熱効果が失われてしまうので塗り直す必要があるのです。塗り直す頻度の目安は、利用する塗料によって違います。

一番安価に利用できるアクリルとウレタンは、広範囲を塗るのに最適ですが添加物がないので最低でも5年から6年が目安です。もう少し長めに効果を期待したのであれば、シリコン樹脂を添加したシリコン塗料を使います。無添加のアクリルとウレタンは構造が弱いため寿命が短いのですが、そこに構造を強くするシリコンを加えることで寿命を長くしたのです。

シリコン塗料の寿命というのは10年から15年が目安になり、アクリルやウレタンよりもコストがかかってしまいますが広範囲を塗るのであれば最適な塗料といえます。

そして新築として家を建てたときに、断熱だけでなく外壁の寿命も伸ばしたいというニーズがあるのであればフッ素及びガイナを使います。この塗料はシリコン以上に構造を強くする性質があり、紫外線や雨風の影響を受けても簡単にはがれることなく持続するのです。その寿命は20年までもつので、新築として家を建てたときに使用することで断熱だけでなく住宅の寿命を延ばせます。

 

猛暑日は熱中症リスクを上げてしまうので、無理をせずにエアコンを使うのが最適なのですが問題は電気代です。電気代を抑えるためには、設定温度を上げる必要がありますがそれでは快適に過ごすことができなくなります。

そこで設定温度を上げても快適に過ごせる方法として、外壁や屋根に断熱塗料を塗ることで光の熱を遮断すれば温度の過剰な高まりを防ぎエアコンの効果を引き上げられるのです。ただし塗料を塗ると節電につながるのですが、実際に塗った後は寿命が存在するので塗料によって来る寿命を逆算して塗り直す必要があります。

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