見積もりで役に立つかも?塗装面積を簡単に計算するには
家の外壁が何だか色褪せてきた気がする…汚れやすいのが気になるなど、外壁塗装を依頼したいと思う理由やタイミングはいろいろあります。しかし外壁塗装がどれくらいの値段がかかるか知っていますか?トラブルがないよう、業者に依頼する前にある程度分かっておくと便利です。今回は、塗装面積の調べ方についてご紹介します。
トラブル防止のため外壁塗装の見積もりは要確認
外壁塗装をする際、見積もりはしっかりと確認する必要があります。理由について解説します。
塗装面積とはどの範囲?
そもそも、外壁を塗り替える場合の塗装面積はどこを指すのか知っていますか?業者に依頼する前にある程度自分で確認しておきましょう。塗装する時に、家の外側すべてには塗装しません。玄関やサッシ、窓など、塗料を塗らなくてよい場所があります。家の外側部分の面積から塗装しなくてよい部分を除いた分が、塗装面積になります。
見積もりの確認はなぜ必要?
まず、悪質な業者、見積もりが高すぎる業者から身を守ることができます。外壁塗装は専門的な仕事なので、依頼主には分からないだろうと法外な見積もりを出して騙そうとしてくる悪質な業者がいないとも限りません。また、異常に安い見積もりを出してくる業者がいても、それはそれで手抜きや失敗をされそうで避けたいところです。そのため、自分で塗装面積からおおよその塗装金額を割り出しておけば、見積もりからどの業者を選ぶかの基準にできるでしょう。
塗装の金額によってほかのことに影響が出る可能性がある
外壁塗装の金額によっては、外壁塗装分が節約になればほかのリフォームに手を入れる、金額が高すぎたら諦めるなど、家全体のリフォーム計画を見直す必要があるかもしれません。依頼前にある程度の金額を知っておくと、家全体でのお金関係の計画が立てやすくなります。また見積金額が思ったより安ければ、高めの塗料にするなどもできますね。
自宅の塗装面積を簡単に計算する方法とは
塗装面積は自分でも計算できるのでしょうか?その方法について解説します。
簡単な方法
・延べ床面積×係数(1.1~1.7)
上記の計算式で算出できるのは、おおよその値になります。この数値より大幅に見積金額が高かったり低かったりすれば、業者になぜその金額になったのか確認を取った方がよいでしょう。
しっかり計算したい場合
塗装面積をしっかり確認したい場合は、家の図面を使うことで精度の高い面積を出すことができます。しかし時間がかかり、屋根などの計算は複雑なので素人に大変です。ほかにはメジャーでひたすら実寸を測るという方法もありますが、高いところも計測しなければならないのであまり現実的ではありません。
費用計算する上で必要な情報
費用を計算する上で、面積以外にも必要な情報があります。詳しく解説します。
塗布量を確認
塗料によって3度塗りするもの、4度塗りするものなどがあるので、使用したい塗料は何回塗装が必要なのかチェックする必要があります。塗装面積と塗布量をふまえて計算すれば、おおよそかかる金額を求めることができます。また、外壁塗装は一度塗り2度塗りでは充分な性能を得られない場合が多いため、値段が安くても塗り回数が少ない見積もりが出てきたら、なぜその回数なのか確認した方が賢明です。
塗料は缶数で決まる
塗料は缶に入って販売されていることが多いので、必要な塗布量が何缶分くらいになるのか計算しておきましょう。見積もりと缶の数が大幅に違っていれば、塗装業者に確認が必要です。
まとめ
家をリフォームするとなると、結構な金額がかかります。家もいろいろなところが劣化してくるので、外壁塗装以外にも水回りをきれいにしたい、畳を新しくしたい、トイレを最新式にしたいなどといった希望が出てきます。外壁塗装の金額をある程度自分で計算して把握しておくことで、業者を選ぶ基準になり、またほかのリフォームにどれくらいお金をまわせるか計画が立てやすくなります。悪質な業者に引っかからないためにも、おおよその値段は把握しておくとよいでしょう。
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引用元:https://www.coop.ne.jp/