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外壁塗装会社を金額のみで選ぶことはリスキー?依頼先の選び方とは?

公開日:2022/08/30 最終更新日:2023/01/13


10年に一度必要と言われている、家の外壁塗装。そろそろ外壁塗装をしようと検討している方の中には、なるべく費用を抑えたいという方も多いでしょう。数多くある業者の中でどこを選ぶか悩んでしまう方もいるはずです。しかし、外壁塗装会社を金額だけで選ぶことに不安を感じていませんか?ここでは、外壁塗装会社の選び方をご紹介します。

塗料の正しい使用量を守っているか

費用が安い外壁塗装会社を見つけると、思わず依頼したくなってしまうでしょう。しかし、外壁塗装会社を費用だけで決めてしまうのは危険です。そのため、費用が安い外壁塗装会社を見つけたら、まずは塗料を正しい使用量で使っているかどうかを確かめましょう。

塗料缶の数の確認

塗料を正しい使用量で使っているか判断するときは、塗料缶の数を確認するのがおすすめです。ここで、正しい使用量になる塗料缶の数を計算する方法を覚えておきましょう。塗料の使用量は、塗料メーカーによって異なります。そのため、塗料メーカーごとの1平方mあたりの使用量を確認してください。

たとえば、使用する塗料メーカーの使用量が1平方mあたり0.3kgだった場合、150平方mの外壁を塗装するには、0.3kg(使用量)×150平方m(塗装面積)で45kgの塗料が必要になります。そして1缶あたり15kgの塗料缶だった場合、45kg(必要な塗料)÷15kg(塗料缶の容量)で3缶の塗料缶が必要です。

あまりに安い場合は塗料の量をごまかしている可能性

費用が安い外壁塗装会社がすべて悪徳というわけではありません。しかし、あまりにも安すぎる外壁塗装会社の場合、上述した塗料の量をごまかしている可能性があります。また、塗装面積に対して使用する塗料が多すぎる外壁塗装会社もあります。そのような外壁塗装会社は、塗料に対しての知識がなく、塗料を多く塗れば耐久性も上がると勘違いをしているのです。

実際、塗料を多く塗ったからといって耐久性が上がるということはなく、むしろ多すぎても外壁塗装の持ちは悪くなります。そのため、外壁塗装会社を選ぶときは、塗料の使用量が正しく守られているかどうかを必ずチェックしてください。

安く請け負っている会社に実績はあるか

費用を安く請け負っている外壁塗装会社の場合、上記の塗料の使用量に加えて、会社の実績を見てみましょう。

建設許可をきちんと取っているか

まずは、その外壁塗装会社が建築許可をきちんと取っているかどうか確認をしましょう。外壁塗装会社は、500万円以上かかる工事を行う場合「建設業許可票」が必要です。一般的な戸建て住宅の外壁塗装で500万円以上かかることはほとんどありません。しかし、建設業許可票は、会社の資産状況、業務履歴などを自治体が審査したうえで発行されます。そのため、建設許可をとっている外壁塗装会社は信用できるでしょう。

事前に石綿検査をしているか

外壁塗装のみを行う場合は必要ありませんが、外壁塗装を含む改修・解体工事をする際は、使用する建材に石綿が含まれていないか事前調査をし、報告することが義務づけられています。
石綿とは、アスベストとも呼ばれていて、非常に細い繊維状の天然鉱物です。長い間、スレート屋根や窯業系サイディング板、断熱材、仕上げ塗材などの原料として使われてきました。

しかしこの石綿は、人が吸い込むと肺がんや中皮腫を発症する可能性があることがわかり、石綿を含む原材料に規制がかかったのです。そしてこの検査を怠り、石綿による被害があった場合、責任は施主に生じてしまいます。そのような事態を避けるためにも、きちんと検査しているのか事前に確かめましょう。

倒産履歴がないか

外壁塗装会社は、特別な資格がなくても開業できます。そのため会社の信用性を確かめるため、会社の代表の今までの経歴をホームページなどでチェックしてください。会社の代表自身が外壁塗装の下積みをきちんとし、知識と経験がある上で独立した会社なら、信頼できるでしょう。逆に、何度も倒産をして社名を変えているという代表だった場合、外壁塗装についての知識がないまま開業している可能性が高いので、危険です。

業者選びで失敗しないコツとは

ここからは、実際に外壁塗装会社を選ぶときに失敗しないためのコツを見ていきましょう。

施工実績を確認する

依頼したい外壁塗装会社の施工実績をチェックしましょう。施工実績は、ホームページに掲載されていることが多いです。ただ、施工実績をただ文字で掲載するだけでは、信頼度に欠けます。そのため施工実績を見るときは、施工したときの足場工事や高圧洗浄、コーキング、養生、下塗り、中塗り、上塗りなど、工程ごとに写真が掲載されているか見てください。工程ごとに写真が掲載されており、お客さんからの声も良いものが多ければ、その施工実績は信頼できるでしょう。

ホームページの有無

施工実績を確認するときにホームページを見るようにお伝えしましたが、そもそもホームページが見つけられないというケースもあるでしょう。最近はSNSを中心に自社アピールをしている外壁塗装会社も多くあります。そのため、ホームページがないからといって絶対にNGというわけではありません。しかしやはり、SNSを中心としていてもホームページがある会社のほうが信頼できます。

相見積もりを依頼する

外壁塗装会社を選ぶときは、1社だけでなく、必ず複数の業者で相見積もりをとりましょう。1社だけに見積もりを出してもらっても、その見積もり額が妥当なのか判断できません。複数の業者に見積もりを出してもらえば、外壁塗装の相場がわかり、どこの業者が費用として妥当なのか判断できます。あまりに高額な見積もり額を提示してきたり、反対に安すぎる見積もり額を提示してきたりしたら、その外壁塗装会社は悪徳である可能性が高いです。

見積もり時の対応を見る

見積もりを依頼するときは、見積もり内容だけでなく、担当者の対応もチェックしましょう。不快になるような態度をとる場合は、すぐにその会社は候補から外してください。優良で信頼できる外壁塗装会社は、見積もり時から丁寧な対応をしてくれるはずです。

また、見積もり時に専門用語ばかり使ってくる外壁塗装会社にも注意してください。なぜなら、素人がわからないような専門用語をわざと使って、外壁塗装会社側に有益な契約にしてくる可能性があるからです。見積もり時の対応が丁寧で、さらに素人でもわかりやすいような説明をしてくれる業者が優良業者と言えるでしょう。

アフターフォローと保証制度がしっかりしているか

外壁塗装会社を選ぶときは、施工内容と合わせて、アフターフォローや保証制度がしっかりしているかどうかをチェックしましょう。どんなに優良な業者でも、100%ミスをしないというわけではありません。万が一施工不良が起きたとき、保証制度が整っている会社であれば、すぐに直してもらえるでしょう。保証制度をチェックするときは、どんなときに保証が受けられるのか、保証条件と保証期間を見ましょう。また、アフターフォローとして定期的に点検などに来てくれる業者だと、なお安心です。

まとめ

外壁塗装会社の選び方についてご紹介しました。外壁塗装会社は、大手のハウスメーカーから街の工務店まで、かなりの数があります。そして資格がなくても開業できることから、質の悪い悪徳業者がいるのも事実です。そんな中で優良業者を選ぶためにも、今回ご紹介したことを参考にしてみてください。優良な外壁塗装会社であれば、あなたの家の外壁に合った外壁塗装をして、より綺麗な家の外観を保てるでしょう。

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アイネットコープ埼玉の画像 引用元:https://www.coop.ne.jp/
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