腕のよい職人を見極めたい!塗装職人に求められるスキルとは?
外壁の塗り替えをしたいけれど、どんな業者に依頼すればよいのか迷いがちです。そもそも、塗装職人を選ぶときには、どのようなポイントを確認すればよいのでしょうか。今回は、気持ちよく満足できるリフォームを実現するための、腕のよい塗装職人を選ぶときにチェックするべき内容について解説します。
塗装職人に求められるスキルとは
頑固な専門職というイメージが強い塗装職人。もちろん塗装技術が一番に求められるスキルです。しかしそれ以外にも、レベルの高い塗装職人に備わっているべきスキルはあります。
技術を身につける器用さと几帳面さ
塗装工事で必要となる工程は多岐にわたり、内容も詳細なものが多いため、塗料の仕様書や説明書をしっかりと確認して、根気強く作業をする几帳面さが大切になります。塗装の見栄えのよさは、長時間におよぶ繊細な作業をしっかりとこなす器用さと几帳面さによって実現されます。
情熱と探求心
塗装工事は非常に根気のいる作業です。その中で「もっとよい仕上がりにしたい」という情熱と探求心が、塗装職人に求められます。そして長期間の作業では、イレギュラーな問題がつきものです。そのときに、冷静に状況を把握して、原因を究明する探求心が重要になります。
また、塗装をほどこす外壁の素材によって、どのような塗料や技術を使うのかを判断するためには、幅広い知識が必要になります。常に勉強を続ける熱意が、レベルの高い塗装職人に必須のスキルです。
資格保持者がいる業者は安心?
塗装工事の分野には、さまざまな資格が存在します。資格が絶対必要というわけでありませんが、ここでは塗装職人にとっての資格について少し解説します。
資格が絶対ではない
まず確認しておきたいのが、塗装職人にとって資格は、必要不可欠なものではないということです。医師や教師と違って、資格を所持していなくても塗装職人として活躍できます。資格はあくまでも、その人が現場でできる作業範囲が広がる、あるいは一定レベルの安全な作業を遂行できることが示されるものです。
塗装職人の資格について
そのうえで、塗装職人が持っていると便利な資格をいくつか紹介します。まずは国家資格である「塗装技能士」です。学科と実技試験による資格で、木工塗装作業や建築塗装作業などの専門分野に分かれています。一定以上の実務経験を積んだうえで受験する資格のため、その職人の持つ技能が優れていることを証明できます。そのほかにも、色彩検定や危険物取り扱いなど、塗装職人のスキルを示す資格が存在します。
どんな職人なら任せられるといえるのか
では結局のところ、どのような職人であれば、安心して仕事を任せられるのでしょうか。安心して塗装を任せられる職人のポイントは「礼儀正しさ」と「確かな技術」です。
礼儀正しい職人
気持ちよく仕事を任せるためには、礼儀正しい職人を選びましょう。丁寧な言葉遣いで、打ち合わせに時間を割いてくれるだけでなく、工事開始前に近隣住民への挨拶をしてくれるかどうかというのが、重要なポイントになります。経験を積んだ腕のよい職人は、そうした要素が大切だと理解している人が多いため、質のよい職人を見極めることができます。
しっかりとした技術を持つ職人
工事で一番重要なのは仕上がりなので、確かな技術を持つ職人を選ぶことは非常に大切です。幅広い知識と技術を持っていて、問題が起こっても冷静に対処できる職人に任せましょう。その人の実績や経験年数、所有資格がひとつの指標になります。
まとめ
塗装職人は「ただ塗るだけ」の仕事ではありません。幅広い知識と技術を身につける探求心や、長期間におよぶ作業を通して満足のいく仕上がりを実現させるための根気強さなど、塗装職人に求められるスキルは多いのです。気持ちよく、安心して仕事を任せられる職人というのは、単に技術を持っているだけでなく、言葉遣いや挨拶など、礼儀正しさも重要になります。外壁塗装を検討する際の職人選びの参考になれば幸いです。
-
引用元:https://www.coop.ne.jp/