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最もポピュラーな外壁塗料「シリコン塗料」とは?

公開日:2020/08/01  最終更新日:2023/01/13

外壁は夏の暑さや冬の寒さ、太陽からの紫外線や雨や風などを受けており、ある程度の築年数が経過すると劣化が始まります。家を建てたら外壁塗装を定期的に行い、外壁の劣化をできるだけ防ぐことが大切です。劣化がひどくなってから修理をするのは費用が高くつきます。外壁塗装に用いる塗料の中でシリコン塗料はポピュラーな塗料の一つで、多くの外壁でよく用いられています。

シリコン系塗料はよく用いられている

外壁塗装は、劣化した外壁の表面を塗りなおすことで、劣化した部分を補修して長持ちする仕上げるための作業です。外壁の塗装には専用の塗料が用いられますが、外壁の特徴や素材に応じて適したものを選べるよう非常に豊富な種類があります。

さまざまな塗装剤がありますが、中でもシリコン系の塗装剤は人気が高くよく用いられます。シリコン塗料とは「主成分の合成樹脂がシリコン樹脂でできている塗料」のことで、安定した性質が特徴の塗料になります。シリコン塗料はケイ素を核にしたシロキサン結合を持つ無機化合物が用いられており、耐用年数が長くコストパフォーマンスも抜群に良いという大きなメリットがあります。

耐用年数が短ければその都度塗りなおしていく必要がありますが、シリコン塗料なら長期にわたって性質を保ってくれます。そのため長期的なコストパフォーマンスに優れているのです。シリコン系塗料の耐用年数は約12年といわれ、実際には8年~15年くらいもつとされています。一度塗装すれば10年くらいもつのは安心ですね。

これをウレタン系の塗料と比較すると、ウレタン系塗料の耐用年数は約6年ほどであるため、約2倍の違いがあります。一般的な建坪30坪の家の外壁を塗装した場合、塗装費用はウレタン塗料で60~70万円といわれているのに対して、シリコン系塗料は70~80万円が相場です。

金額面での差はあまり大きくありません。長持ちする塗料であり、コストパフォーマンスが高いことが現代住宅の塗装に多く用いられている理由といえます。

シリコン系塗料にはどんなメリットがあるのか

外壁塗装の際に用いられるシリコン塗料は「耐用年数とコスパに優れている」というメリットの他にも「塗る部分に合わせて塗料を使い分けられる」というメリットがあります。シリコン系塗料は塗装箇所の環境に応じてベストな塗装が可能なのです。

同じシリコン系塗料でも水性と油性があり、水性1液型・溶剤1液型・溶剤2液型の3種類に分けられます。それぞれ用途や場所によって使い分けることができます。水性のシリコン系塗料は主に窯業サイディングボードやモルタルに使用されており、耐久性が高く低コストで環境にも優しいなどのメリットがから外壁塗装ではよく使用されています。

それに対して油性系のものは雨水に強く塗料密着性が高く、アルミ建材やステンレス製の外壁などに直接塗れるといったメリットがあります。油性シリコン塗料は粘着力が高く、水性より耐久性が高くて強度が高いといった特徴があり、使う目的で選べます。

シリコン系塗料は光沢性もあり人気がある

シリコン系塗料の特徴としてもう一つ挙げられるのが「独自の光沢感があり、光沢が長持ちして色あせしにくい」という点です。艶がありおしゃれな光沢感のある外壁にしたいという場合にはこの塗料はとても適切な選択になりますが、一方ザラザラとした外壁には向いていませんので壁の質感に応じて選ぶことが大切です。

 

外壁塗装は定期的におこなう必要があり、塗装を怠り続けると壁にひびが入ったり、壁が粉っぽくなったり、藻やなどがでてきたりといった問題が起こります。あまりに劣化が進むと元の状態に戻すのは難しく、費用も高くなってしまいますので、定期的に塗装することが必要です。耐用年数だけを基準とするのではなく、実際の見た目や状態などから判断し、適切な時期にメンテナンスを行いましょう。

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