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住宅に用いられる外壁の種類とは?補修方法やタイミングについて

公開日:2024/05/15

塗装のタイミング

住宅の外観や性能に影響を与える外壁は、さまざまな種類が存在します。窯業系から金属系、樹脂系、木質系、モルタル、タイル、そしてALCまで。それぞれの特長やメンテナンスの必要性について、代表的な外壁材料を紹介します。外壁補修を検討している人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

住宅の外壁にはどんな種類がある?

住宅の外観を彩り、耐久性や性能にも影響を与える外壁にはさまざまな種類が存在し、それぞれに特長があります。以下に、代表的な外壁材料を紹介します。

窯業系サイディング

一般の住宅の外壁に最も多く採用されているのが、窯業系サイディングです。セメントや繊維質を原料とし、窯での高熱処理を経て作られるこの外壁は、レンガやタイル、木目、石目などさまざまなデザインが魅力です。

金属系サイディング

窯業系に次いでシェアを伸ばしているのが金属系サイディング。ガルバリウム鋼板やアルミ、スチールなどを使用し、比較的耐久性があり、断熱性や防音性にも優れています。

樹脂系サイディング

マイナーながら優れた特性をもつ樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主成分とします。耐久性が高く、メンテナンスがほぼ不要な点が魅力ですが、デザインの選択肢が限られていることがデメリットです。

木質系サイディング

木で作られた外壁材、木質系サイディングは、無垢材を使用し防火性や耐久性を高めています。自然な風合いがあり、窯業系と比べても本物に近いデザインが特長ですが、腐食に弱くメンテナンスが必要です。

モルタル

モルタルは、コテで模様をつけながら直接壁に塗ることで仕上げられる外壁材です。耐火性やデザインの自由度が高い一方で、ひび割れや浮きが生じやすく、メンテナンスが必要です。

タイル

粘土を焼き固めたタイルは、高級感や丈夫さが特長です。耐久性や耐火性に優れ、経年変化で深みのある色に変化しますが、初期費用が高く、地震時に剥がれやひび割れが生じる可能性があります。

ALC

ALCは、発泡剤を混ぜて軽量化したコンクリートパネルです。耐火性や断熱性は高い一方で、防水性が低いため保護が必要です。

外壁の補修工事の重要性とは?

外壁は種類に応じて耐久性が異なりますが、どの種類の外壁においても補修工事は必須です。それでは、補修工事はなぜここまで重要視されているのでしょうか。

鉄筋や躯体コンクリートの劣化

外壁が損傷すると、雨水や外気が建物内部に浸入し、鉄筋や躯体コンクリートの劣化を引き起こします。これにより、予期せぬ修繕費用や建物の寿命の短縮が発生します。

建物の価値を低下させる

外壁補修は美観の回復だけでなく、建物の耐久性向上をもたらします。しかし、不適切な補修や適切な下地調整の不足により、補修箇所が時間とともに浮き出てしまうことがあり、これが外壁の補修工事が逆に建物の価値を低下させる原因となります。

住宅の外壁補修の方法とタイミング

外壁補修の適切なタイミングは、以下の2つが挙げられます。

劣化がひどいとき

外壁に明らかなひび割れや塗装の劣化が見られるときは、即座に補修が必要です。とくに0.3mmを超えるひび割れについては緊急を要します。小さなひび割れも雨水の侵入経路となり、塗装の劣化は防水性や耐久性を低下させます。

新築やリフォームから10年以上経っているとき

外壁はおおむね10年で劣化が進行し、補修が必要になります。新築時や前回のリフォームから10年以上経過している場合は、劣化の可能性が高まります。10年ごとにメンテナンスをおこない、将来的な大きな補修コストを防ぐためにも注意が必要です。

外壁の補修方法

外壁の補修方法には、部分補修と全面修理の2種類があります。部分補修(クラック・サビ補修、コーキング補修)は、外壁の一部が劣化している場合やコーキングが劣化している場合に適しています。

クラックやサビの補修、コーキングの再充填などをおこない、部分的に補修します。足場を組まないため、比較的小規模かつ低コストで済む利点がありますが、広範囲の劣化には適していません。

全面修理(塗装、カバー工法、張り替え)は、外壁全体を一度に補修する方法で、外壁の再塗装や新しい外壁材を使ったカバー工法、外壁の撤去と新しい外壁材の張り替えがあります。

広範囲の劣化に対応できる一方で、費用と工期がかかります。劣化の度合いや外壁の状態に応じて適切な方法を選択し、事前によく診断することが重要です。

まとめ

住宅の外壁は窯業系からALCまで多彩な素材が用いられており、それぞれに特長があります。外壁補修は見た目の美しさだけでなく、建物の寿命や耐久性にも影響します。劣化や外観の変化を見逃さず、早めの補修が重要です。外壁補修のタイミングは、劣化が進行しているときや新築・リフォームから10年以上経過したときが理想的です。その時期を逃さないように注意しましょう。

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