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防カビ塗料の効果はいかに?防カビ塗料を選ぶ際のポイントも解説!

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/01/27


防カビ塗料とは、塗料に防カビ剤が配合された塗料のことです。使用することでカビ菌の発生の抑制に効果があります。屋外の木製品は雨などで濡れてしまうと腐食やカビが発生する原因になります。浴室や洗面所、トイレの壁などの水まわりも同様、防カビ塗料の使用がおすすめです。ここではその防カビ塗料について解説します。

外壁のカビをそのままにすると危険!

日本は温暖多湿な気候であるため、カビの繁殖には最適な環境条件です。外壁や屋根がカビによって黒ずんでしまう家屋も多くあります。気候が原因となる場合もある一方で、外壁の素材や環境などが要因でカビが発生しやすくなることもあります。凹凸が多い外壁材を使用していたり、結露しやすい環境であったり、日当たりがよくなかったり、あるいは建物の老朽化などがそれに該当します。

近隣に川や湧き水がある湿気の多い土地や、建物の北側や西側などもカビが発生しやすい場所といわれています。外壁にカビが発生した場合、外観が損なわれるだけでなく、建物そのものや人体の健康にまで悪影響を与えてしまいます。

建物の外壁にカビが付着すると、本来の塗料の役割が果たせなくなり、とくに撥水性が損なわれると雨漏りなどのトラブルを引き起こすことがあります。そしてカビはぜんそくやアレルギーの原因物質のひとつです。カビ胞子が含まれる空気を吸い続けるとアレルギーを発症する可能性があり、もともと疾患を持っている人が重症化する場合もあるのです。

防カビ性のある外壁塗料の効果

日本で販売されているカビ取り剤や防カビ剤は、日本で定められた13種類の菌の中から3から5種類の菌に対しての効果が確認できれば、カビ取り剤や防カビ剤として認定されます。しかし建物から検出されるカビなどの菌は合計で約57種類もあり、カビ取り剤や防カビ剤では、この多種多様な菌に対応しきれません。

そのためこれらは防カビ塗料を使って防止するのがもっとも効果的といえるでしょう。中でもほかの塗料に混ぜて使える添加型塗料は、どんな塗料も防カビ塗料になるという便利なものです。建物から検出される可能性のある57種類のカビ菌だけでなく、500種類ものカビ菌に高い効果を発揮する商品もあります。これらの添加型の防カビ塗料を使うことで、綺麗な外壁が長続きします。

防カビ塗料の選び方とは

防カビ剤を扱っているメーカーはたくさんあります。しかし塗料といえば、そこに含まれる有害物質ホルムアルデヒドなどを気にする人もいます。とくに強力な効果が期待できる防カビ塗料の場合、なおさら有害物質の有無が気になる方もいます。メーカーによっては人体や環境に優しい塗料も販売されているので、安心してそれらを選びましょう。

防カビ塗料の費用相場は?

防カビ塗料の使用時にかかる費用は、2階建ての建物で約80万から150万円です。カビが大量に繁殖する前に、塗装業者とよく相談した上で防カビ塗料をオプションとして外壁塗装に追加するとよいでしょう。防カビ塗料は安い塗料ではないため、カビを防ぎたい、または発生しやすい部分のみに、防カビ塗料を利用する方法もあります。たとえば外壁の中でカビが発生しやすい北側と西側の2つの面に防カビ塗料を塗布するだけでも、快適な外壁を保つことができます。

まとめ

カビは建物や人体への悪影響をおよぼす可能性があるため、早急な対処が必要です。また、一度でもカビが生えた外壁は、再び同じような状態になる可能性が高いといわれています。その場合、洗浄だけではカビを取ることが不可能な場合も多く、プロに防カビ塗料を塗布してもらうのが一番といえるでしょう。カビの胞子は目に見えないので、生えてから気づくことしかできません。しかしカビが繁殖する前にしっかり対策を施し、カビの存在に気づいた後も、カビ取り剤や防カビ塗料を駆使してカビを除去していきましょう。

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