外壁・屋根塗装の期間はどれくらいかかる?
屋根塗装をする時に気になることは作業の期間です。
きちんと把握しておかなければ思っていたよりも日数がかかって、生活に支障が出るかもしれません。
業者の意見を聞いたり、自分で調べたりして把握することが大切です。
屋根塗装の作業時間をきちんと知っておく
最初は綺麗だった建物も、時間が経つにつれて徐々に劣化してきます。
屋根も例外ではありません。
ある程度の時間が経てば次第に色が剥げてきてしまいます。
塗装が落ちてしまった屋根は通常よりも雨水等の影響を受けやすなります。
そして、少しずつ水が家の中に染み込みやすくなってしまうため、建物が通常よりも早く劣化してしまいます。
大幅に劣化した建物をリフォームするのには膨大な費用が必要になるので、そうなる前にきちんとした対策が必要でしょう。
ですが屋根の塗装をするのに当たって気になることはその塗装期間です。
やはりこうした工事は周辺の人達に若干の迷惑をかけることになるかもしれません。
多くの見知らぬ作業員が出入りすることが落ち着かないと考える人もいます。
きちんと工事日数を知っておけば、周囲の人にもお知らせできるので、少しはマシにもなります。
様々な要因から作業期間は変化していきます
では、実際はどのぐらいの期間で終わるのでしょうか。
通常は2週間程度で終わることが予想されます。
ですが、当然のことながら様々な要因で塗装作業の長さは変わってきます。
まずは作業員の人数で、昨今は少子化の影響から日本全体で人手不足が深刻化しています。
そのため、塗装会社も十分な人材を確保できない可能性があります。
人手が十分に集まらなければ、作業日数は伸びることが予想されます。
また外壁や屋根の痛みがひどい場合も作業期間が長くなり、それは塗装をする前に下地の調整作業が必要となるからです。
もしもきちんと下地を調整しないと、隙間から雨水が染み込んでしまいます。
そのため、サビ等を取り除かなければなりません。
屋根の劣化が激しいとこの作業に時間を取られてしまいます。
また、天候にも左右されます。
雨が降っていると塗装の密着率が悪くなるため塗装作業を行わないことがあります。
梅雨の時期だと時間がかかることが考えられます。
このように様々な要因で作業期間が変わるので、できる限り事前に把握しておきましょう。
実際の作業工程ごとの必要時間を確認
基本的な工程はどのようなものでしょうか。
工程を把握しておけば、作業の進捗度がわかりますので、終了日の予想がつきます。
まず、足場の設置に通常半日程度かかります。
次に洗浄をしますが、こちらは通常1日かかります。
下地の処理の作業日数は先にも書いたように外壁や屋根の状態によって大きく変わります。
そして塗装が余計な場所に付かないようにするために、塗装から保護する部分をテープやシートで保護する養生作業も1日かかります。
養生が終わればついに塗装作業です。
通常、塗装は3回行うので、最短でも外壁だけで3日以上の日数が必要です。
次に屋根の塗装に入りますが、屋根塗装が完了すると縁切りと呼ばれる作業に移り、これは屋根からの雨水の侵入を防ぐための作業になり、これもまた1日必要です。
最近ではタスペーサーという器具を用いて縁切りを行わずに済ますこともできます。
最後に点検、問題がなければ足場の撤去となります。
屋根の塗装は家を守るために必要な作業になってきます。
早く終わればありがたいですが、その作業はその時の状況によって大きく変わってきます。
作業員の人数や屋根の状態、天候等様々な要因によって変化しておきますので、事前にどのぐらいかかるのか業者の人と話し合っておくことは大切でしょう。
また、工程を一通り把握しておけば、今どのぐらいの作業で、あとどのぐらいで終了するかの参考になります。
ですので、知っておいても損することはないでしょう。
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引用元:https://www.coop.ne.jp/