外壁塗装・屋根塗装をDIYするなら足場は不要?
埼玉に一戸建て住宅を購入し生活を送っている方は、一定の期間ごとに外壁塗装と屋根塗装を行う作業が必要です。一般的には専門業者に依頼しますが、節約のためDIYでの施工を考えている方もいるでしょう。その場合は、足場をつくるかどうかが悩む点です。足場なしでも施工はできますが、安全面でも不安な点があるので、詳細を把握して決めましょう。
埼玉のホームセンターで塗装用品はそろえられます
自宅の外壁塗装と屋根塗装を必要に感じた場合、埼玉に住んでおり自らDIYで塗装を行うには、道具をそろえることが必要です。ホームセンターで汚れ落とし用の道具のほか、破損部分の補修材、養生用の資材、下塗り塗料、屋根用と外壁用の塗料をそろえましょう。
塗装用具にはローラと刷毛も必要になり、コーキング処理の道具もそろえれば基本的には作業は行えます。ホームセンターではDIYで塗装作業を行えるように、商品のラインナップは幅広く取りそろえているようです。塗料選びではウレタン塗料以上のランクの商品を購入することで、施工後も長持ちするでしょう。
ホームセンターで販売されている塗料は、基本的には薄める工程を必要とせずに、缶の中身を充分にかくはんするだけで済ませられます。初心者でも取り扱いしやすい道具と塗料、各種資材は手軽に購入できるでしょう。ネックとなるのは、10年に1度程度の塗装のためにアイテムをそろえなければならず、費用がかかってしまうことです。
塗装作業は安全対策をしっかりと行うことが条件です
埼玉に住んでいる方が自宅の外壁塗装と屋根塗装をDIYで施工することは、決してハードルは高くはないでしょう。しかし、安全面においては、事前に充分に確認してください。DIYでベンチやデッキ、フェンスなどを作って塗装する方もいるようですが、外壁と屋根の場合は高さもあるため、作業途中に落下しないよう気をつけなければなりません。
高さがあると同時に塗る面積が広いので、足場に類する物を用意することで安全性を保てます。平屋住宅の場合それほど高さはないので、普通の脚立で充分に対応可能でしょう。しかし、2階建ての戸建て住宅のほうが多いため、大きなサイズの脚立を購入しないと2階部分の上まで手が届きません。
2階建て住宅の平均的な高さは6メートル程度になるので、施工する人の身長を考慮して脚立を選ぶことが必要です。外壁塗装では脚立を使う方法で行えたとしても、屋根塗装の場合は傾斜角度により違いはありますが、陸屋根以外の屋根においては、安全ベルトを必ず装着してから作業をすることも欠かせない安全対策でしょう。
少しでも無理に感じた場合、DIYは避けるべきです
埼玉県内で営業中のホームセンターを利用して、自宅の外壁塗装と屋根塗装をDIYで行う場合、最も用意するのが難しいのは足場の問題です。脚立を利用して作業を行う方法はDIYの範囲では一般的ですが、脚立は伸ばして使う必要性があるので、1人での作業には危険が伴います。
下で支えてくれる人がいても、脚立は横移動を行えないので、塗装する横幅は狭くなるでしょう。何度も降りたり上ったりしながら横に移動することが必要になることから、時間がかかってしまいます。
そこで、足場専門の会社に設置依頼をする選択肢もありますが、平均的な料金は20万程度です。この料金を支払って自分で道具を準備し、作業日数がかかるという条件においては、DIYより業者に最初から依頼したほうがメリットも多いでしょう。
塗装の専門業者の場合は、スプレーガンで一気に塗る方法を採用しており、スピード感を持って全行程対応してもらえるので、安全性だけではなく時間の短縮も可能です。さらに、選べる塗料の色の範囲が増えることもメリットでしょう。
埼玉には優れた外壁と屋根塗装業者がいます。自宅の外壁と屋根をDIYで行うことは不可能とはいいきれませんが、専門業者に任せるほうを選択するのがおすすめです。足場の設置により事故をなくし時短も可能で、美しい仕上がりを実現できます。また、塗料のランクを上げることにより、耐久性も以前よりアップさせられるのです。